朝野裕一
スクワット動作の速度と連動性:その二
今日はまず一般的に勧められているスクワットのやり方の一つ;
3秒かけて沈み込み、3秒かけて元に戻るパターンをご覧ください↓
もちろん下肢の三関節(股・膝・足)の連動性は十分に保たれていて、
非常に安定して行えていますね。
昨日お見せした0.75秒間で完結させるスクワットはこれでした↓
完全に下肢の連動性が崩れ、バランス保持もできず、
そもそもスクワット動作自体がほとんど達成できていません。
そこで、一番一般的と思われるスクワットのやり方(の一つ)と、
とても早くで動作完遂もままならない速度のスクワットを、
時間軸を合わせて(同期させて)見てみましょう。
速いパターンのスクワットをスローモーションで見せています↓
(左が一般のスクワット実時間、右がスローに同期させて編集した
ものです)。
最初から右側はバランスが崩れていて、速さも一定には保てれていない
ことがよくわかります。
この様に、
極端なパターンを比較することで、カラダを動かす時の速度が、
動作の連動性にとっていかに重要な因子であるかが
わかるかと思います。
今日も読んで(観て)いただき、ありがとうございました。また明日。