• 朝野裕一

人が速く動くことについて考えてみた:第十二話

人が体を素早く動かすことについて11回にわたって書いてきました。

今回はまたちょっと違った視点から、考えてみたいと思います。

連想ゲームではありませんが、前提となる考えから推論して行く形を

取ってみたいと思います。

人がまず動くということに関しては

・人の動きは重力を利用して行われる→重心の移動で表わされる

・安定した体の動きには、静的な安定と動的な安定がある

※静的安定は止まっている時の安定性、動的安定は動いてる時の安定性

を指しています※

・動きは安定を崩して行われるもの

・重心の位置は正面からみると、両股関節の間に位置し、その間の移動

により動きをスムーズにしているのか?;二軸動作という考え方

※体の真ん中(中心)による回転運動を一軸運動とすると、中心の周り

の捻りの動きとなるが、二軸動作では股関節の周りの並進運動を含む

動きとなる;一軸よりも二軸の方が動きの効率が良いのではないか?※

・素早い動きとはこの二軸の切り替えにより達成されるのではないか?

・筋力だけでは素早く動くことはできない。外力である重力・床反力・

慣性力などを利用して人は素早く動いている

こんなところになりますが、難しい言葉や考え方がありそうですね。

その辺をもう少し一つ一つ紐解いていこうと思っています。

素早く動くとは、動く効率が良いことを意味する場合があるでしょう。

また、スポーツや格闘技、武道などでフェイントで相手をかわしたり

避(よ)けたりする時に必要な動作であったり、緊急を要する状況に

おいては安全確保にも繋がります。

この次からは、まず安定性ということを簡単に復習してから、その

次に二軸動作と一軸動作の動きの違いについて考えてみましょう。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。