• 朝野裕一

サッカーW杯ロシア大会2018直前特集:フィジカル・コンディションについて

何かとお騒がせだった4月を超えて、いよいよW杯サッカー日本代表は

本大会に向けてヨーロッパに旅立ちました。

ここで今監督解任の可否ととその時期や今の体制や選ばれた選手に

ついてどうこういうつもりはありません。ある選手が言っていたように

今は応援して欲しい、ということだと思うので。

また、

素人の自分がそれらについて意見を言ったところで、自己満足の域を

出ないでしょうから。

できるだけ客観的に、今後の大会に向けての日本代表について運動に

関連する専門家としての考えだけを記したいと思っています。

ただ過去の成績とその理由(根拠)、ないし日本が目指すサッカーの

スタイルとは?その有無についてなどは思うところもあるので、端々に

意見を言うかと思います。

さて、

今回一番気になることは選手個々のコンディション、特にフィジカルの

部分です。

故障上がりの選手や、シーズン終了から少し間がある選手など、海外

の選手が多い今回の代表メンバーでは特に気になるところです。

過去3大会を振り返ってみると、大きな期待と予想を完全に裏切った

形となった2006年・2014年の大会の総括がいまいちレポートを漏れ

聞いてもよく分からなかったことがあると同時に、

直前まで不安視されていた2010年、岡田監督と当時の選手・コーチ・

スタッフら全員で達成した好成績(あわよくばベスト8まで可能

だった;引き分けPK戦での敗北)の理由と分析が大事な気がします。

全てではありませんが、2010年の場合高地が含まれているということ

もあって、選手のフィジカル・コンディションには専門スタッフを

配して、非常に綿密な計画を立てて成功したという報告(実際に担当

したフィジカル担当者の方の講演)を聞いたことがあります。

一方で、

2014年のブラジル大会ではキャンプ地の選択がどうだったのか?移動

がとても長く、必ずしも選手のフィジカル・コンディションに適して

いたのか?疑問が残りました。

勝負の分かれ目はフィジカル・コンディションが全てではありませんが

逆にいうと、それさえできていなければあまり結果は期待できない、

とも言えます。

何故ならば、

大会が決勝戦まで約1ヶ月の長期間にわたり、試合をする場所もその

都度変わり、大きな移動を余儀なくされる場合もしばしばだからです。

体力的な(もちろんメンタル・戦略なども同等に重要ですが)保証が

為されていないと、乗り切れない大会です。

これが必要条件としてかなりの要素を占めていると思います。

岡田監督の2010年大会の場合、直前まで巻き起こる厳しい批判が

かえって監督・選手・スタッフなどの結束力を高め、戦略と戦術を

現実的なものに修正した上で、

しっかりとした体力面での調整が事前にできていた。これらが結果と

してのベスト16進出(予選リーグクリア)を果たせたのではないかと

考えています。

今回も直前の監督交代など、様々な意見がある中で、どこまで

できるのか?疑問が残ることも確かです。

だからこそ、

選手個々ないし全体のフィジカル・コンディションは万全を果たして

欲しいなというのが、率直な意見です。

選手間のチーム・ワークは恐らく結束力が高まっている、

と期待したいし、

戦略と戦術は、しっかりと立てることは可能です。

あとはやはり体力面でそれらをバックアップすることが実際できるか

どうかが、結果を左右する気がしてなりません。

フィジカル万全!を期待して見守っていきたいと思っています。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。

5回の閲覧