朝野裕一
動かす感覚を確かめよう!:その2〜足を踏む時 ②
昨日文章で書いた部分を少し絵(図)で確認してみましょう。
相変わらず下手な絵ですが・・・
歩く動きをザーッと続けて描いているとこんな感じです(一部です)。
中でも大事な三つのポイントをそれぞれ見てみましょう。
まずは踵が着いた瞬間から、ペダル踏み様のつま先が少し下がる動きの
部分です。
踵を着く瞬間は足が上から地面に降りてくる衝撃を受け止める必要が
出てきます。
それを足首と膝で受け止める部分です。つま先がパタンと地面に触れな
い様に柔らかく着地するために、ペダル踏み様の動きが足首で行われ、
スネの部分(下腿)が前に倒れるのに伴って、膝が少し曲がり衝撃吸収
の役割を担います。
まずこの瞬間の感覚が大事です。
次に、
足裏全体で地面を捕まえるフェイズ
下腿部分がより前に倒れこんで、膝ももう少し曲がってきます。
体重を足裏全体で受け止めるフェイズ・瞬間ですね。
そして、
最後に足指(足趾)が地面に最後まで残るフェイズ
この時もう反対側の脚は踵から地面に着こうとしています。
反対の足の踵が地面に着くまで足指を地面に残しておく感覚です。
どうでしょうか?
かえって絵で描いて、余計分からなくなった?! としたら描画力不足
でしたが・・・
こんなイメージを持った上で、しっかりと地面を足で捉える感覚を確か
めながら歩いてみましょう!
(参考図書:「観察による歩行分析」Kirsten Gotz-Neumann・著、
月城慶一・山本澄子・江原義弘・盆小原秀三・訳、医学書院、2005.)
今日も読んでいただき、ありがとうございました。