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  • 執筆者の写真朝野裕一

モンスターの危機管理

今年も田植えのシーズンが訪れました。昨日手伝いに行くため久しぶり

の午前4時半起き。

しかし、田植えがなくてもこの時間に起きていたでしょう。

なぜなら、モンスターこと井上尚弥選手がバンタム級のWBSS準決勝に

臨む生放送が、WOWOWで放映される予定だったからです。

結果はもうご存知のように、2ラウンドTKO勝ち!

どこまで強いのか?底知れぬものを感じます。

本人は、終始冷静に振舞っていましたが、実はかなりのプレッシャー

だったようで、そこから解放されたことによる勝利の雄叫びだったそう

です。本人が試合後のインタビューで語っていました。

1ラウンドも相手のエマヌエル・ロドリゲス選手のプレッシャーに

やや押され気味の感があり、本にもその点について危機感を察知した

ようで、2ラウンド目の対応を変えた(緊張をほぐしていつも通りに

戻った)と語っていました。

その対応力と危険察知能力の鋭さが、彼をここまでモンスターたらしめ

ている所以なのでしょう。

結果的に、2ラウンドにあっさりと相手を倒して戦意喪失まで追いこみ

ました。

この試合のだいぶん前のインタビューでは、常に自分がマットに沈めら

れる場面を想定していたと語っており、普通は自分のパンチが相手を

倒すイメージを描くものだと思うのですが、そうではなく自分がやられ

る場面を想定する、

この辺りが危険察知能力の鋭さに繋がっているのだと感じました。

そのくらいここのところ1ラウンドであっさり相手をマットに沈めて

きている井上選手。

ほとんどダメージを残さず、あまりにも短い試合時間が続いていること

への警鐘を自分で感じたのだと思います。

この辺のメンタルの管理能力がモンスター級ですね。

あとはいよいよレジェンドとも言える、あのノニト・ドネアとの決勝戦

を残すのみです。

一体どんな試合になるのか、ワクワクしますが、勢いはもう井上選手に

あり、ドネアはもう最盛期は超えた選手なので、井上選手に軍配があが

るような気がします。

その先に彼を倒す選手は出てくるのか?今が本当に最盛期の井上選手の

今後に目が離せませんね。

ボクシング談義でした。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。

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