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  • 執筆者の写真朝野裕一

身体-カラダ-メンテ その五〜具体的な身体操作1

身体を意図的に動かす身体操作、

今回はその具体的例を挙げたいと思います。


以下に、日常生活で簡単にできる

身体操作確認の例を挙げていきます。


その1.

まずは歩いている時の姿勢や歩幅の調整です。

猫背や腰を曲げての歩行は歩幅が小さくなり、

肩が凝り腰が伸びなくなり、いずれはその姿勢が

固まってしまう(固着)ことに繋がります。


背筋を伸ばし正面を向き視線はやや斜め前に置く。

ただし背筋の伸びを強調しすぎると

腰が反りすぎてかえって腰を痛めることに

なりかねないので注意しましょう。


重力に負けず(下図真ん中)、逆らいすぎず(下図右側)、

適度な直立位(下図一番左側)を意識しましょう!












また、歩幅を大きくして歩くことを意識すると、

自然と直立位に近い姿勢を引き出してくれます。


その2.

階段昇降の昇(のぼ)りでは、呼吸を調整することを

意識してください。

降りでは、下肢(特に膝まわり)の筋肉を意識して

ゆっくりと(時には素早く)降りてみましょう。


昇りでは特に運動不足や加齢によって、

息が切れる方が多くなるでしょう。

そうならないように日頃から呼吸調整

(息を吸ったらゆっくりと吐きながら昇っていく)

してください。


降りでは、昇り以上に筋力が必要とされます。

特に膝の大腿四頭筋や下腿三頭筋(ふくらはぎの筋肉)

の出力が重要です。

しっかりと筋肉を収縮させるために、

まずはゆっくりと行ってみてください。


さらに、敏捷性を鍛える(確認する)ために、

わざと素早く降りてみることも時々でもいいので、

危険を排除した状況で、自信のある方だけ行ってみてください

(体調の悪い時や滑りやすい環境、急激な階段

などは避けましょう)。


その3.

靴下を立ったままゆっくりと履き脱ぎしてみましょう。

その間は片足立ち(片脚起立)状態が必要です。

バランス能力を鍛える・確認するのに適しています。


また、足を持ち上げて靴下の先に持っていく、

この動きが意外と大変です。

股関節や膝の可動域と可動性が必要となるので、

ストレッチ効果、操作性練習の効果も期待できます。


今回はこのくらいにして、

続きは次回にお伝えしようと思います。


ここまで読んでいただきありがとうございました。

また次回にお会いしましょう!














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