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運動よもやま話3
運動制御のことについて書きます。 運動がどうやって神経の信号を捉えて筋肉などを収縮させ、外に影響を 与えるか、と運動制御を捉えます。 いきなり堅い話ですが、しばしおつきあいをお願いします。 そもそも生きている以上はなんらかの動きを重力という制限の元で行う...
朝野裕一
2017年8月15日読了時間: 2分


練習と習慣?
限界的練習;前にも紹介したアンダース・エリクソン氏の著書を 今読んでいるところです(「超一流になるのは才能か努力か?」)。 そこに出てくるキー・ワードがこれ(限界的練習)です。 以前書いたように、ただ自分ができる範囲の練習をいくら積んでも、 それ以上の技能は習得できない。...
朝野裕一
2017年8月5日読了時間: 2分


立ち上がり動作再考
昨日の椅子からの立ち上がり動作をもう少し考えてみましょう。 それには少し物理(力学)のお勉強を必要とします。 とは言ってもそんなに複雑に考えてもわからなくなるので簡単に原則を 考えてみます。 立ち上がる動作は、重力に逆らって行う仕事です。仕事=力×移動距離 (W=F・x)...
朝野裕一
2017年8月4日読了時間: 3分


続・筋力にこだわるわけ
筋力を最大の数値で測定する だけではなく、様々なパフォーマンステストで測る方法もあります。 片足立ちで何センチのところから 立てるか、とか、何回できるか。 何/秒分維持できるか、など。 一方で、最近スポーツ分野で ウェイトトレーニング軽視の傾向があると指摘する声もあります。...
朝野裕一
2017年7月23日読了時間: 2分
筋力にこだわる理由(わけ)
ここまで何回も、筋力について必要条件だが十分条件ではないと しつこく書いて来たのには、自分なりの理由があります。 今日はそのことについて、お話しします。 私は長年理学療法士として、リハビリテーション医療に携わって 来ました。...

朝野裕一
2017年7月22日読了時間: 2分
必要条件としての筋力
筋肉が収縮して力を発するとき、筋力という言葉で表します。 筋力が必要なわけは、その力で身体を動かすからです。他に重力や、地面反力(地面からはね返ってくる力)、慣性力、摩擦力などを利用しています。 筋肉は、神経からの信号によって収縮します。...
朝野裕一
2017年7月21日読了時間: 2分
筋収縮の素(もと)
筋肉の収縮によって筋肉は力を発揮します。当たり前ですね。 では筋肉の収縮(以下、筋収縮)の素(もと)は何でしょう? 視点によって言い方は異なりますが、大まかにいうと、神経の電気信号がもとになって、筋肉は収縮します。 ですから、筋力を発揮するもとは、神経にあるわけです。...
朝野裕一
2017年7月20日読了時間: 2分


筋パワー;力をスピードでカバー
筋パワーについてもう少し、 あるパフォーマンス=仕事(work)を行うときに、 力任せではなく、そのスピード(速度)でカバーすることができる、 というお話です。 もう一度、仕事率(仕事の効率)=力×速度です。 多少力が足りなくても、もう一方の速度で稼げれば理論上は同じ効率...
朝野裕一
2017年7月19日読了時間: 2分


仕事と筋パワー
筋肉が物理学的な仕事をする。 それに筋力が必要。筋力の測り方。 などについてお話ししてきました。 筋力の測り方は他にもあります。 どのくらいの仕事ができるかを測る方法です。パフォーマンステスト として行われるものです。 例えば、どのくらいの高さから片足で立てるか、その高さと...
朝野裕一
2017年7月18日読了時間: 1分


筋力では全てを制せない?
身体の動く仕組みを考える時、 重力についで何を考えますか? 筋力!という答えが多い気が... 確かに筋力は大事です。 そもそも重力に抗するのも筋力に依存しています。 しかし、筋力には幾つか考えておかなければならないことがあります。 1つは、筋力と一言でいっても、...
朝野裕一
2017年7月16日読了時間: 2分


重力抗するより制する?
身体の動く仕組みを考える時、 真っ先に考えるべきものは何でしょうか? やはり重力ではないかと思います。 前にも書きましたが、地球上に住んでいる以上は誰しも受ける力を 抗しつつどう制するかが肝では? 二足歩行獲得以降、ヒトは直立位を保つため、重力に抗してきました。...
朝野裕一
2017年7月15日読了時間: 2分


加齢と老化の違い
脆さ、反脆さのお話も今回で一旦終わります。 ようやく人の身体に関するお話です。 結論から先に、 ・加齢と老化は異なる;老化=加齢+不適応 ・機械などの非生物は非複雑系、生物は複雑系 ・ストレスはいわば情報である 老化は誰しも憂う現象です。...
朝野裕一
2017年7月4日読了時間: 2分


心的外傷後成長!?
さて、ここまで 脆さ、脆弱性について書いてきましたが、 この考え方(概念)の反対は何でしょう? 通常は、頑健さ(robustness)と答えるのではないでしょうか。 しかし タレブ氏は近著で、頑健さは脆弱性の反対では必ずしもないと述べています。...
朝野裕一
2017年7月3日読了時間: 2分


七面鳥の思惑ハズレ!?
黒い白鳥の後は七面鳥の話です。 これもタレブ氏の前著「ブラック・スワン」から。 七面鳥のワイルド・ターキー君は今日も餌をいただきます。 時には意地悪されてすぐにはくれなかったりもします。 でも結局は飼い主さんのメリーさんが餌を毎日与えてくれます。...
朝野裕一
2017年7月2日読了時間: 2分


黒い白鳥っている?!
昨日の続きです。 まずはブラックスワンって?から。 人は思いもしなかった事実に直面したとき動揺し、 脆さ(もろさ)を露呈するというお話です。 今や黒鳥としてその存在は当たり前になった黒い白鳥。 この種が発見される前は、黒い白鳥は例え話にはなれど、...
朝野裕一
2017年7月1日読了時間: 2分


身体活動と脆弱性・反脆弱性?
読書は趣味でもあり仕事でもある? 仕事(work)と言っても何も利益を今のところ生み出していないので、 生産性の有無で測れば、限りなくないに等しいのでしょう。 また、実際に読める(読む)量よりはるかに多い書籍を抱えている以上、 単なる収集癖と言ってもいいかもしれません。...
朝野裕一
2017年6月30日読了時間: 2分


トランスサイエンスについてちょっと
科学についてもうちょっと。 トランスサイエンスという言葉があります。 科学に関する事象を科学だけでは解決できないために、 科学の世界以外の分野にまたがって考えていこうという概念です。 間違ってないかな?誤りや言葉足らずがあったら誰か指摘してください。 それで、...
朝野裕一
2017年6月29日読了時間: 2分


四つの力って?!
自然界には四つの力があると言われています。 誰でも馴染み深いのが重力です。 ちょっと高いところから飛ぶと床/地面に向かって私たちの身体は落ちていきます。 まさに重力のなせる技!?強い力だなぁと身体は感じます。 でも、床/地面で我々は止まります。...
朝野裕一
2017年6月28日読了時間: 2分


E=MC2(二乗)とシュレディンガー方程式
またまた堅いお話を。 科学とは? とても論理的なもの。 常に、すでに答えがあるもの。 一般的には、 そんなイメージがあると思います。 でも、 少し深く立ち入ってみると、 逆に歴史的な視点から俯瞰してみると、 解らないことを探求し続ける過程そのものが科学なんだなと気づきます。...
朝野裕一
2017年6月27日読了時間: 2分


AttentionとMisdirection;錯覚の科学
世の中に錯覚は多数あり。 昨年度期(今年の3月まで)情報大学の通信講座を受けていて、 なんとか卒業まで漕ぎ着けたのですが、 学問の幅広さと深みを覗くに至り、 今年の4月から単位取得はせずに、 CSの放送大学の講義を視聴しています。...
朝野裕一
2017年6月25日読了時間: 2分
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