朝野裕一
仕事と筋パワー
筋肉が物理学的な仕事をする。
それに筋力が必要。筋力の測り方。
などについてお話ししてきました。
筋力の測り方は他にもあります。
どのくらいの仕事ができるかを測る方法です。パフォーマンステスト
として行われるものです。
例えば、どのくらいの高さから片足で立てるか、その高さと可能か
どうか?何回できるか?など。
また持久力を測るため、一定の肢位を保てるか?その時間を測るなど。
いずれにしても、物理学的な仕事と筋力には密接な関係があることは
確かです。物理学では、
仕事=力×距離です。
これを時間で割ると、時間当たりの仕事効率=パワーとなります。
仕事率=力×速度となります。
ここで発揮される力を主に筋力と考えると筋のパワー=筋力×動く速度
となります。物理のお勉強ですね。
物理は苦手でしょうか?
でも物理的な法則に身体運動も支配されている以上、
知っておいたほうがお得です。
もう少しお付き合いを。
今日の結論;
筋肉の行う仕事の効率は、筋力と速度に依存する、です。
ですから、筋力は重要ですが、
一方で動く/動かす速度も重要、
ということになります。
今日はここまで。
読んでいただきありがとうございました。
もう少し筋力について考えてみましょう。では明日。