小さな習慣から始める
習慣についてここまでいろいろなことを考えて書いてきました。
そんな時ふと見つけた本を今日は紹介します。
![](https://static.wixstatic.com/media/fd5851_9538bf9cfe08490391ca69c542bfb62b~mv2_d_4354_2880_s_4_2.jpg/v1/fill/w_980,h_648,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,enc_auto/fd5851_9538bf9cfe08490391ca69c542bfb62b~mv2_d_4354_2880_s_4_2.jpg)
「小さな習慣」(スティーヴン・ガイズ・著、ダイヤモンド社、2017)
ここでもコンフォート・ゾーン=楽にこなせる状態、が出てきます。
この本の著者は、日常にフィットネスの習慣を取り入れたくて通算10年
もの苦労をしても結局達成できなくて失望していたが、
ある日腕立て伏せを1回だけしてみようと決意して、それでもいろいろ
な抵抗感を感じつつ、やって見た所結果として目標とした30分の
トレーニングを最後まで行えた。
しかもその後も習慣づけることができた、というお話です。
どんなにやる気が起きなくても、
どんなに気が進まなくても、
できる程度の小さなことから始めることで、習慣づけが達成される。
その過程を述べた著です。以前のお話で脳をだますと書きましたが、
まさにその事が書かれていました。
意志を司る前頭前野と習慣をパターンとして保持する大脳基底核。
意志の力がモチベーションよりも重要で、その中心が前頭前野。
モチベーションは必要ですがあまり当てにならないとも言っています。
なかなか習慣を変えてくれない大脳基底核。それを騙してホンの小さな
習慣の変化から始めることが必要だと。脳をだますためにです。
また、小さな変化から始めることによって大きな意志力を要しない、
というメリットもあるようです。
実はまだこの本の半分までしか読んでいないのですが、今まで
提起してきた問題に合致する内容だったため、紹介した次第です。
昨日も楽しく日常生活を送れましたでしょうか?
今日もお越しいただきありがとうございます。ではまた明日。