手を使う人
朝野裕一
上半身、上肢(肩から手の指先まで)を使って人は色々なことを行う
ことができます。

楽器を使って演奏したり 、
手紙を書いたり、

調理で麺を打ったり、

物を持ったり、

物を投げたり、

手でサインを作ったり、

まぁ数え上げたらきりがないのでこれくらいにしますが、ここで上肢の
機能(役割) について考えてみましょう。

手を自由にコントローして使うためにはその土台となる肩甲骨が安定
していなければなりません。
しかしこの肩甲骨は、肋骨の上を比較的大きく動きます。土台自体が
動くわけです。そのため肩甲骨のコントロールが必要になってきます。
肩甲骨周囲の部位を肩甲帯と呼びます。肩甲帯の機能は土台作りです。
また、
時には手で体重を支える場面もあるでしょうし、物を投げたり受けたり
という動作も行います。
手の器用な使い手は、実はその土台もしっかりしていると考えられます。
次回もう少し詳しくお話ししたいと思います。今日はここまで。
今日も読んでいただきありがとうございました。ではまた明日。