• 朝野裕一

体幹を鍛えるにあたって;その四

筋トレの話をする前に、もう一度確認することが二つあります。

まずはそのお話しを。

=可動域と可動性=

もう一度確認してみましょう。

関節可動域とは、関節の動く範囲を特に角度などの数値で示したもの。

関節の可動性とは、関節が動く範囲(可動域のなか)をいかにスムーズ

に動くかという性質。

つまり、

可動域=定量的に表すことができる

可動性=どちらかといえば定性的

ともいえます。

また、

可動性 ⊃ 可動域:可動性が可動域を含む(内包する)関係、

とも言えるでしょう。

=体幹の役割=

体幹が果たす役割(機能)についても、再確認してみましょう。

もう一つ、

注)上のスライド中、内蔵とあるのは、内臓の間違いです。訂正します。

でしたね。

=体幹の筋トレについて=

そこで、体幹の筋トレということになります。

まずは、日常的な生活レベルで考えてみましょう。

体幹の役割を果たすために、筋肉がその仕事を主に引き受けます。

重心の位置を決める際には、股関節と連動して働きます。

その結果、姿勢の調節を可能にすると同時に、脊柱の並び

(アラインメントと言います)を調節することでも、姿勢に影響を

与えます 。

また、

上肢と連動して手の位置などを決める役割を果たします。

いずれも、

どちらかというと激しく大きな動きというよりは、四肢の動きを助ける

ための安定化機構としての役割が大きいことに気づかれたかと思います

そうなると、まずは体幹の筋肉を収縮させて一定の肢位を保つ練習が

必要になってきます。

上の写真の手は頭の後ろで支えなくてもいいし、体の横に揃えて気おつ

けのような位置に置くやり方もあります。

また、足をボールや椅子の上に乗せて行う方法もあります。

この写真の場合、少し身体を起こしてより腹筋群の力を出しています。

この様な、静的(静止している状態)でのトレーニング (練習)が

まず始めるべき基本的なものです。

ここから様々なバリエーションが生じます。

また、動的なトレーニングの中での体幹筋の機能を向上させるやり方も

あります。それはまた明日以降に。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。また明日。