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  • 朝野裕一

格闘技とお笑いとエンタメと

今年のM1グランプリ!

昨年を上回り久々にワクワクさせられたお笑いイベントでした。

内容についてのコメントはもう既に色々なところで語られていると思う

ので、今日は別の観点からお笑いについて思いついたままに書こうかと

昔から好きなものを二つ挙げるとすれば、格闘技とお笑い。

どちらももちろんエンターテインメント性を伴い、その他にもたくさん

の共通点があります。

<格闘技とお笑いの共通項>

その1;どちらも勝敗がはっきりするところ

もちろん疑惑の判定?や好みによる評価の違いに個人差はあれど、

比較的、特に参加者自らが勝敗の結果を実感しています。

その2;年に数回はここというところで大きなイベントが設定される

ボクシングやUFCでは、ビッグマッチが要所要所に設定され、ワクワク

感を持続させます。

一方、お笑いもテレビだけでもIPPONグランプリ、すべらない話、

M1グランプリ、キング・オブ・コント、R1グランプリなど要所要所

で大きなイベントが開催されます。

その3;例外はあれど、多くは同業者に対するリスペクトをお互いに

抱いているところ

どれだけ格闘技の試合前に戦闘的になっていても、試合終了後はお互い

の健闘を称え合う、ノー・サイドの姿はいつも感銘を受けます。

お笑いも、スベった相手に公的には愛のあるツッコミでフォローし、

私的にも優しく対応していることは、よく耳にします。

その4;プロの職業としてのエンタメ性を持っている、持っていないと

プロとしては成り立たないところ

興奮させてなんぼ、笑わせてなんぼの世界は、人知れず努力を重ねて

大試合やビッグ・イベントへの準備を怠らない、でもあまりそれを

ひけらかすことはないでしょう。

その5;観客などのアマチュアはアマチュアなりの、プロはプロなりの

見識や意見、好みがあり、常に論議の的になるところ

時には、いやしばしばか?ビッグ・マッチほど観客が期待する激しい

打ち合いや技の掛け合いにならず、ブーイングが飛び交うこともあるが

プロの目から見ると、また違った観点があることも事実です。

お笑いも、ただただ笑いたいという観客とは別目線のプロなりの評価の

観点があるということです。アマチュアなりの評価(おもろい・

おもろくない)とプロの見方は必ずしも一致しません。

でも、何れにしても活発な議論が戦わされるという意味で、飽きさせ

ません。

あと、それぞれに味のある解説や審査員が控えていますね。

ジョー・小泉さん、浜田剛史さん、TKこと高坂剛さんなどなど、

かつての島田紳助さん、松本人志さん、上沼恵美子さん、

オール巨人さんなどなど挙げたらきりがありません。

これらの方々が何を感じ何を言うか、それ自体が注目されています。

※今回(2017年)のM1では上沼恵美子さんと博多大吉さん、あと涙の

リーダーこと渡辺正行さんが特に注目でしたね。松本人志さんは常に

気になる存在に変わりありません※

その6;いずれも表には見えない緻密な戦略や大胆な発想・行動が

背景にあるところ

何も考えずただただ力任せ・勢いに任せただけに見える試合や芸でも

実はその裏に緻密な分析と戦略が隠されています。

その上で、ここぞというところでの大胆なパフォーマンスが生きてくる

と思います。

その7;同じ格闘技・お笑いといっても様々なジャンルがあるところ

一言で格闘技と言っても、どこまで含まれるかは人それぞれの解釈が

あると思いますが、古くからある代表的なボクシング、ムエタイ

(キック・ボクシング)、そこから派生したK1やシュートボクシング

そして総合格闘技(これは武道やプロレスからも派生している)

などなど、これを語ると長くなるので今回はやめておきます。

お笑いも、落語に始まり色物とされた漫才、マジック(奇術)、

モノまね(声帯模写)から漫談、さらにはテレビ放映ではコントと、

数限りなくジャンルがあります。

これも書き出したらきりがないのでこの辺にしておきます。

こんなに長くなる予定はなかったのですが、ついつい好きなものを

つらつらと書いてしまいました。

とにかく、エンタメを極める人たちの姿はいつも気持ちを高揚させて

くれるモチベーションの源です。

最後に、

その8;どちらも身体運動がエンタメ要素としても必須なところ

結論;何と言ってもお笑い芸人に格闘技好きが多いのは納得できる

今日読んでいただき、ありがとうございました。また明日。

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