音楽とリズムとカラダの動き
一昨日友人の娘さんが所属している旭川永嶺(えいりょう)高等学校
吹奏楽部の定期演奏会を観に・聴きに行きました。
いやぁ良かったですねー。
計3時間弱のプログラムをよく学生たちもやり切ったなぁというのが
正直な感想です。
もちろん、
内容が予想以上に充実していて、単なる発表会という域は、とうに
越したレベルでした。
詳しくは
YouTubeで「永嶺(えいりょう)、ダンプレ」と検索すると、その勇姿
を観ることができます。
例えばこれも↓
https://www.youtube.com/watch?v=XkAacFyOsTw
あるいは、このサイトでも紹介されています↓
http://arusui.net/topnews/2641
そうです、ダンプレ(ダンス&プレイ(プレー))、
ダンスをしながら楽器をプレイする
何年前からか詳しくは知りませんが、ここ数年各高校の吹奏楽部で、
積極的に取り入れてるところがあり、永嶺高校もその一つです。
まさしく音楽と身体運動が融合した一つのエンタメ・パフォーマンス
になっています。
音楽とそのリズム、身体運動=カラダの動きとの関係は、以前にも
「運動を科楽するとは?3」などで少し書きました。
音楽の三要素の一つであるリズム=テンポと言ってもいいでしょう、
と身体運動=カラダの動きにはとても深い関係性があります。
それ以外に、
メロディ(音節)に合わせて動きを整えるという試みも、
ダンプレの中には認められます。
これって実は、(ディスコ世代の)私から言わせると、最初に始めた
のが誰かは知りませんが、21世紀になって定着或いはパフォマンス化
したのはPerfume(パフューム)ではないかな?と思っています。
この話はまた別の機会にしてみようと思います。
リズムと身体運動の話でしたね。
体格の違いによる腕や脚の長さなどにも動きの周期性が関係している
ために、リズム形成は人それぞれに適したリズムみたいなものが
あるだろうとも考えられます。
脚の長い人はその分、短い人よりも振りの周期が長くなる
(時間がかかる)ことになります。
振り子の周期と同じですね。
重さには関係なくその長さに比例して周期は長くなります。
腕の振りも同様です。
そう考えると、
ダンプレに見られるように、それぞれ体格の違う人が揃って動くという
ことになると、思った以上に難しいことが分かります。
何人かの人が同時に同じリズム、テンポで動くことは、その人の体格に
よって異なる周期の制御を要するということです。
そんなことは普段あまり意識しませんが、実は大変なことなんですね。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。