スクワットがジャンプに相転移した
Podcast番組の「トーキング・エクササイズ」でしつこく究明している
スクワット。
今回は、
スクワットをゆるーく定義して、膝を曲げ伸ばしする運動として、
それ以外の要素を抜いて比較的自由に行った時、動きの速さに応じて
どういったものに変化するのだろう?という試みを行った報告を
したいと思います。
比較的自由とは?
膝を曲げる角度や姿勢の縛りをつけないということで、唯一膝を曲げて
元の真っ直ぐまで戻す(直立位に戻る)だけを規定しました。
様々な速さで行った結果を早速見てみましょう。
まずは、2秒間で完結する速さのスクワットからご覧ください↓
特に何も違和感なく、結構深く膝も曲げて行えていますね。
次にこの倍速、1秒完結パターンがこちらです↓
これもきちんとスクワットの体をなしています。
ではもう少し速くするとどうなるでしょうか?
5/6秒で完結のパターンを見てみましょう↓
こうなると。
少し膝の角度は浅くなり、リズムが一定に保てなくなってきます。
0.5秒で完結(先ほどの1秒完結の倍速ですね)のパターンでは?↓
申せ腕にスクワットの定話してない感じですね。特徴的なのは踵が膝を
伸ばす際に床から離れています。
そのままジャンプしてしまいそうな予感がしますね。
途中は端折って、5/16秒完結のパターンを見てみましょう↓
最早、スクワットの体は全くなさず、ジャンプに近いですね。
実際リズムに合わせようとすると、ジャンプの方がマッチする感じです
ここまで画像が多くて見づらかったかもしれませんが、速度を速めて
いくと、明らかにどこかで動きの質が変化することがわかったのでは
ないかと思います。
動きの相転移が、今回の場合は0.5秒間で一動作完結させる速度から
変化が訪れ、そこから先は明らかにジャンプへと向かっていることが
わかりました。
ヒトの動きも決して直線的な変化ではなく、非線形的に変化することが
確認できました、という試行でした
今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。