- 朝野裕一
ダイエットの取説:番外編〜その三
ダイエットを考えるときの第二の視点とは?前回の続きです。
これは第一の観点;そもそもなんのためにダイエットを行うのか?
と深く関係しています。むしろその延長上にあるといったほうが
いいかもしれません。
それは、ダイエットをしてそのあとにどうするのか/どうしたいのか、
です。
一見何のためにするのか?と同じことに聞こえるかもしれませんが、
あくまで何かを目的にした手段がダイエットだとすると、目的とした
何かを達成した後どうするのか?ということです。
もしダイエットが健康のためであれば、その生活を続けていくことが
そもそもの目的を果たすことであり、健康な生活を続けることで自分の
やりたいことをしていく。
減量のためであれば、それを達成した上で、さらに継続していく必要性
があるでしょう。何故ならばそれ以前の生活に何らかの課題があった
からこそ減量の必要性が生じてきただろうからです。
一時の減量であれば、それを果たした後どうするかは本人の自由です。
そこで原点に戻ってくることになります。
そのダイエットに無理がなかったかどうか?
続けていくことができるのか?続けるとすればどうするのか?何故続け
ていく必要があるのか?などなど。
この辺のことをよく考えた上で、手段であるダイエットを行うほうが
いいのではと思っています。
健康で充実した生活を続けるためにどうすべきなのか?
そのための前提としての健康な生活を保障するダイエット的な
アプローチ、と捉えてみたらいいのではないでしょうか。
何だかとてもわかりづらい言い方、硬いお話になってしまいました。
減量をする原理原則は前に書いた通り理論的にはとてもシンプルです。
一番問題・課題となるのはいかに継続した形で、健康的に生きるかです
その点を見失うと、単なる手段であったはずのダイエットが永遠の課題
のように重くのしかかってくることもあるのではないでしょうか。
もう一度ダイエットというものを通して、いかに生きるか・楽しむか
などを考えるきっかけになればいいなと思います。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。