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  • 朝野裕一

筋力についてもう一度しっかりと考えてみよう!:その5

筋力について引き続き考察中です。

今日は、

筋肉を太くすることの目的などを、改めて考えてみたいと思います。

筋肉を使うことに伴い、おおよそ3週間程度の期間を経ると、筋肉自体

が実際に太くなってきます。

そのメリットとは何でしょうか?

一つは、

○筋肉が太くなることで、筋出力の容量を大きくすることになります。

これは車に例えれば、

エンジンの排気量を大きくすることになると言えるかもしれません。

同じ運動をする場合、大きな容量があったほうが余裕を持ってその動作

を完遂できるということです。

容量が少ない=筋肉が(相対的に)細いと、常にギリギリまで筋肉を

目一杯収縮させる必要があるのに比べて、容量が大きい(筋肉が太い)

と、少ない努力で同じ力を発揮することができるというわけです。

つまり、

より少ない神経活動(モーター・ユニットの参加)でも、同じ力が

出せるということです。

○とても大きな瞬発的な力が要求される、ある種のスポーツ選手などの

場合、そもそも筋肉を太くさせていく必要があると考えられます。

○ボディビルダーのような特殊な場合、鍛えた筋肉自体を見せるという

目的があります。

※太さは変わらなくとも、たるんだ筋肉を引き締めるという効用もある

と思います※

○筋肉はエネルギー代謝(基礎代謝量)を決める器官の一つです。

その太さをある程度保つということは、体力や健康の維持にとっても

有用だと考えられます。

以上、

筋肉を太くする=筋肥大のメリットと目的についてでした。

何れにしても、

筋肉を収縮させる起動は、神経の活動(モーター・ユニットの参画)

が前提であることに変わりはありません。

筋力についてのお話はまだまだ続きます。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。

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