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朝野裕一

股関節でバランスを保つ〜片足立ちの場合

昨日片足立ちでバランスを保つあるいは調節するのに、体幹の可動性・

柔軟性が大事であると書きました。

しかし、最も関与する(片足立ちの場合)部分は実は股関節です。

昨日の図をもう一度ご覧ください↓

の 通常パターンの場合重心を支えている足側へ移動させる動きを

伴っていましたね。

これは、

太ももの骨(大腿骨)が内側に少し入る動きで股関節の内転と呼びます

その時に、

中殿筋という筋肉(下図の赤い部分)が働いて、骨盤から上の部分を

支えています。

さっきの図のの場合は、その筋肉が十分に支えきれずに横ずれして

しまっている状態です。

その代償に上部体幹(上半身)が反対側にずれているとも解釈できます

そして、

最も中殿筋が働いていないと推測される状態がです。

支えきれない結果として上体全体を支えている足側に傾けて、重心を

移動させています。

この状態は動的な場合=歩く時など にも当てはまる場合が多いです。

片足立ちがのような状態でしかできない方は、歩いている時でも身体

を股関節の力が弱い側に傾け(揺すり)ながら、歩くことが多いです。

また、

も考えようによっては、股関節で支えきれない分を上半身を横ずれ

させて、重心を支えている足側へ移動させているのかもしれません。

片足立ちで身体を安定して支える時には、股関節の主に中殿筋の(正面

から見た場合に)力(筋力)の要素が重要ということになります。

片足立ちバランスの姿勢を見ただけで、大体どこに課題があるか見当が

つけられます。

今は正面からの話を中心にしていますが、横から見るとまた別の要素が

必要になってきます。

股関節の筋力と片足立ちバランスのお話は明日に続きます。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。

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