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  • 朝野裕一

ピアノは脳に良い?〜音楽演奏科学の世界

デイケアの余興でピアノ演奏を買って出たは良いけれど・・・

やはりというか一夜漬けでは上手く行かないものです。

もちろんキーボードの違いによる感覚の違い?!とか、色々言い訳を

用意すればあるにはありますが、所詮言い訳でした。

まして人前で演奏となると、一人で弾いている時とは全然心持ちが違う

というのもあります。

さて、

ヘウレーカでこの夏ピアノの演奏とそれが脳やヒトの身体に与える影響

を科学的に解析している分野(音楽演奏科学というものだそうです)

の特集をしていました。

ピアノはその演奏を聴いているよりも演奏している時の方が脳に与える

影響は大のようです。

聴いたときよりも弾いた時の方が心拍数が上がり、交感神経がより

活性化するそうです。

でも、

思うように身体や指が動くことの快感と、それが自在にならない不自由

さは音楽演奏に限らずスポーツ動作などでも言えることですね。

海外では駅ピアノといって、列車の駅にピアノが置いてあり、誰でも

自由に弾いていい、それを番組にした「駅ピアノ」というのがあって、

よく観ていました。

ピアノを弾くって一般的にはちょっとハードルの高い行為に思えます。

そんなことに囚われずにピアノを自由に引けたらいいなぁという

夢を失いたくないものです。

この番組(駅ピアノ)を観ていると多くの人がピアノを好んで弾いて

いるように思えます。

さてさて、

ピアノ演奏の特徴は左右の手の動きが異なるというものがあります。

右手は左脳、左手は右脳で制御されています。

左右の手の動きを別々にして演奏するだけでとても高いレベルの脳の

働きを要します。

左右の脳をつなぐ脳梁から情報が漏れてしまうことで、混戦をきたすと

上手く左右別々に弾くことができなくなります。

上手な演奏家はこの脳梁が太くなって、情報を上手に扱うことができる

ようになるとされています。

できれば7歳くらいまでに練習をしたほうがいいとは言われてるよう

ですが、大人になってからもある程度の伸びしろはあるとのこと。

環境に適応することのできる伸び代が脳には誰にでもあるとのことです

この日本でも、今大人のピアノ教室が流行ってもいるようです。

ある70代の方などは、「エリーゼのために」を弾けるようになりたくて

1年半かけて可能になったとのこと

それだけの努力が必要、そりゃぁ一夜漬けでは無理でしたね〜。

でも不可能ではないということでもあります。

また、イメージトレーニングの効果がピアノ演奏にも当てはまる

ということでした。

まぁピアノでなければならないというわけではありませんが、とにかく

楽器を演奏するということは、音からのフィードバックがあって、

それが指の動きの正誤をすぐに判断できるので、とても有用なトレーニ

ング・脳トレになると思います。

大人になっても新しいことに挑戦し続けることで脳は変化する、と番組

でも言われていました。

何でもいいのでチャレンジすることに意義があると思って、挑戦して

いけたらいいと思います。

私もこれにめげずに、挑戦し続けようと思っています。

とにかく音楽はいいですね。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。

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