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朝野裕一

身体が動く仕組みを知ろう;その3〜筋トレに対するイメージを変えよう(2)

昨日の続きです。

また小難しい話が始まったぞ、と思ったかもしれませんね。

一つずつお話ししていきましょう。

☆筋肉は神経の指令によって収縮し、ある力を発揮する、から

ということは、

筋トレ=神経トレ(あるいは脳トレ)と言えるということです。

筋トレイメチェンの第一歩です。

筋トレに対するあなたのイメージはどうでしょうか?

重い負荷を背負って歯を食いしばって頑張る、でしょうか。

別に歯を食いしばっても構わないのですが、こういうイメージが筋トレ

に対して距離を置きたくなる、大変だ、私にはムリムリ、というハード

ルを高めることになっているのではないか、と私は思っています。

なのでまずは、

そうじゃなくて神経を働かせることなんですよ、と言いたいのです。

自分が考える筋トレとは、自動運動から始まります。

自分の意思で筋肉を収縮させる運動ですね。特別負荷もいりません。

とは言っても自分の体重だとか手足の重さ自体が負荷にはなります。

そういうことは置いておいて、

とにかく、自分の意図する動きを神経を使って導き出すこと、そこから

筋トレを始めてみませんか?

ということです。

なぜかといえば、次の

☆筋肉は使わなければ萎縮していきます、に繋がります。

兎にも角にも使いましょう。

そのためには、使わないでいることに気づきましょう、です。

これはトレーニングジムに行くよりも、もっと手前に考えておくべき

ことだと思います。

こんなに使っていなかったんだなぁ、と気づく場面は日常でも結構ある

のではないですか?

階段を久しぶりに上り下りした時、公共交通機関を乗り継いで思いの外

歩いた時、しばらくやっていなかったスポーツに参加した後、などに

自分の日常生活がいかに動くことが少なかったのか、思い知らされる、

そんな時です。

つまりここでは階段昇降や歩行が筋トレに繋がっているわけですね。

何も重い負荷をウンウン唸って持ち上げているわけではありませんよね

でも翌日筋肉痛になる、翌々日か?!その日はぐっすり眠れた、など

日々の運動量をしのぐ活動をした後にはそんなことを経験します。

これもいわば筋トレ、その人にとっては十分な筋トレです。

すなわち、

筋トレのスタートは、自分の普段の運動や活動の量を見直すことから

始まると言っていいでしょう。

それほど特別ハードルが高いものでもないのです。特に始めはね。

今日はそのことについて伝えたかったのです。

継続を目指す第一歩は、ハードルを下げることです。

何事もことを起こす始め(初動)にはどうしても大きな力(労力)を

要するのが常ですが、

なるべくハードルを下げておくことは、始めやすいことにもなります。

運動に関してはそれが当てはまるのではないかと思います。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。

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