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  • 執筆者の写真朝野裕一

三日坊主のススメ〜戦略的中断

友人と行っているPodcast番組

トーキング・エクササイズ」やこのブログ上でも何回か話題にしてい

る、三日坊主のススメ。

習慣づけとは言うは易しで、なかなか現実化しにくいものです。

運動習慣もしかり。

そこで、

あえて三日坊主に終わったことを嘆かずに何度もチャレンジしていけば

結局それ自体が習慣になるのではないか、と考えました。

いっそ、

戦略的中断と言い換えてしまえば、いかにも意図的・能動的な意味が

加わり、感じる必要のない罪の意識も消えるだろうということです。

インターバル的発想と言ってもいいでしょう。

トレーニングでは、インターバル的な要素を取り入れた方法があります

インターバル速歩などもその一つです。

一定時間集中して早く歩き、間にゆっくりと歩く休憩時間を設け、再び

早く歩く。

簡単に言うと、目一杯努力するとすぐに疲れてしまい、長くトレーニン

グを行えません。間に休みを入れば柄繰り返す方が効果的だろう、

と言うことです。

筋トレでも同じようなことが言われてきています。

ある期間筋トレを行うとだんだんその効果が薄れてきます。プラトー

いう言葉で表されるこの停滞期間は、運動だけではなく色々な学習効果

として認められているものです。

ある期間筋トレを休むと、筋力効果は一旦落ち込みますが、再開すると

再び効果が急激に上がります。

これを繰り返すと、長く筋トレを続けた時と同様あるいはそれ以上の

効果があるとされています。

もちろんその反対の意見もあるので、まだ議論のあるところです。

話は変わります。

私の友人は、マラソン大会に年に何回か参加している市民ランナーなの

ですが、トレーニングとしてランニングをしている時に信号が赤になり

仕方なく、立ち止まらなければならなくなりました。

よくあることですよね。

普段ならば、軽くその場ジョギングみたいに動いたりしていましたが、

その時はふと立ち止まって軽いストレッチなどを行ってみたそうです。

そして信号が青に変わりスタートしてみたところ、思った以上に身体が

軽く、走りやすいことに気がついたそうです。

それまでは、途中で止まると次の再開時に身体が動きづらいのではない

かと勝手に思い込んでいたのですが、実際はその逆だったそうです。

これを参考に、昨年ハーフマラソン時にあえて途中で立ち止まり、

数分間ストレッチをして水分を摂り、再開するという戦略をとってみま

した。

結果として、いつもはゴールが近づくにつれて身体が重たくなり、

気持ちとは裏腹に足が前に出なかったのが、とても軽快にゴールできた

そうです。

途中で休んでいるから当たり前だろう、と言われそうですが、果たして

そうでしょうか?

途中で休むことが、かえって身体の動きを重くするというイメージを

持っているランナーの方が多いのではないでしょうか?

タイムに関していえば、ハーフマラソンで4回も中断を入れたのが多す

ぎたのでしょう。休んだ分タイムもよくはなかったそうです。

でも、今年はこの4回の休みを2回にし、最終的にはフルマラソンに

挑戦してみよう(その時は4回休む)という結論に至りました。

ちょうど10キロメートルごとに1回休みをいれる間隔です。

これを戦略的中断走法として試してみようというわけです。

その結果はいずれここでもお伝えできると思います。

三日坊主のススメを転じた戦略的中断的発想の効果を証明できるかも

しれません。

報告を楽しみにお待ちください。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。

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