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肩こり対処法〜Journey to the Exercise World:Vol.3 解説編 (続きの続き)

  • 朝野裕一
  • 2017年12月13日
  • 読了時間: 3分

肩こりを含む筋肉の硬結状態には、血流を改善することが対処方法

として適していると考えられる、とまでお話ししてきました。

引き続き、

色々な対処方法を、血流改善の観点から簡単に振り返ってみます。

温熱療法はまさしく温めることで血管を拡張させて、血流を改善する

効果が期待できます。

また、

電気治療と言われる低周波などの通電法は筋肉の収縮・弛緩を伴い、

筋肉内の血流を促進する効果が期待できそうです。

自分で収縮弛緩を繰り返す運動も同様です。

凝り固まった筋肉を一旦思い切り収縮させて弛緩させることで、

持続的な収縮状態(長く収縮させていると力が入っていること自体、

わからなくなることが往々にしてあります)を止めることが可能かも

しれません。

磁気に関しては、はっきり言って?(ハテナ)です。物理学的には磁場

環境に電気が流れることはわかっていますが、様々厳密な条件があると

思うので、磁気→電気が流れるとは言い切れません。

磁気ネックレスなどは、それだけでは何も期待できずどちらかというと

気持ちの問題と言っていいでしょう。

磁気刺激による通電となれば、特殊な機器が必要で、それによって筋が

収縮すれば、通電と同じ効果が期待できるのかもしれませんが。

要するに、

筋肉の収縮弛緩の神経からの刺激を加えることが、その時点での筋の

血流を変化させることはあると思います。それ以上は言えません。

何か機器などで対応すると効くような気がするという、プラセボ効果

的なこともあるでしょう。

個人的には、

自分で筋肉を収縮弛緩させたり、全身の運動(体操など)で血流の改善

を図ったほうが、受動的ではなく積極的で他の効用もあると思えるので

お勧めしたい方法です。

自分で動くことの爽快感(スッキリ!)が何より必要な気がします。

最後に、

姿勢矯正ですが、これが一番のキモかなと思います。

結局肩こりを起こす姿勢が続けば、一時的に筋肉の血流を改善しても

再びこりは生じてしまいます。

そのうち慢性化、という経過が明らかです。

原因となる作業姿勢や作業環境、作業時間などの工夫が一番の予防に

なると思います。

特にオフィスなどで長時間座ったまま作業をしなければならない環境

の方は、定期的に身体を動かしたり姿勢を改めたりというちょっとした

配慮が、結局肩こりを長引かせない特効薬になると思います。

ここまで書いてきて、

ストレッチの効用の有無について書くのを忘れていましたー。

今気がつきました。

これは明日にします。もう少しお付き合いください。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。ではまた明日。

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