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朝野裕一

健康・運動情報の取り扱い説明書

巷に溢れる健康・運動情報。

何が正しくて何が間違っているのか?なかなか判別が難しいですね。

しかもある人には正しいけれど別の人には当てはまらない、

なんてこともしばしばあります。

自分にとっての有益な情報・知識は、もうこれは幾度となく検索しつつ

色々な人との情報共有、忌憚のない意見交換などなど。

いわゆる情報リテラシーを築いていく意識が必要になってきます。

とは言っても、小難しいことをあれこれ考えるのも面倒、というのも

よく分かります。

最近は、テレビの健康・運動情報などにも、比較的丁寧に、言い切り型

ではない、個人に合った(カスタムメイドの)情報提供に心がけている

番組がちらほら見受けられるようになってきています。

良いことだと思います。

今日は数多ある健康・運動情報の取り扱い方を考えてみましょう。

人は自分の考えに合致する、都合のいい情報だけを選んでとってくる

傾向があります。

これって、誰にでも当てはまり、かくいう私自身もしばしば行なって

しまっています。

難しくいうと、確証バイアスっていうやつですね。

これをできるだけ防ぐためには、とにかく反証例も必ず目を通す/

耳を傾けることです。

その時点でどちらが正しい、間違っているかは判定できないことも

ありますので、早々と結論を出さずにいろんな見方や意見がある事柄

なんだなぁと、保留の態度を持っていることが必要でしょう。

科学的事例でも常に情報の書き換え・修正・改善などが行われています

これこそは絶対的真理!ということは、世の中にそうそうありません。

情報は常にアップデートされていくと認識しておきましょう。

そして、どこかに第三者的目線(視点)を自分の中に築いておく必要が

あるでしょう。

あとは結論が出ないことを面白く感じる/楽しむことも必要でしょう。

あれこれと考えを巡らせること自体を楽しんじゃおう!というわけです

身体運動(カラダの動き)には、個人個人の体格・運動能力・性格・

運動経験の有無・社会環境等々様々な要因が絡んでいます。

何が本当に自分の目的と状況にあった正しいしかも楽しく長続きする

運動なのか?は人それぞれです。

また、楽しいと一言で言っても、人によっては苦しい過程のあとの

爽快感(運動後のビールなども・・・?)を楽しむ人もいれば、

動くこと自体を楽しんで行う人や場合・場面もあります。

運動はねぇ、

と言いながらダンスは大好き!なんていう人もいるかもしれません。

運動は嫌いです、

と言いながら武道や茶道、書道などに勤しむ方もいます。

これらにはそれぞれの作法というものがあり、それによってカラダの

動きを特定したりしますよね。

ですから、みなさんもう少し運動というもののイメージを変えて、

カラダが動くことと言い換えてみたらいいのではないでしょうか?

そうすると、何を行うにしても体は動くよねぇ、生きている以上

運動しないことはありえないよねぇ、となるのでは?

運動という言葉をもっと広く捉える、というのが健康・運動情報への

アプローチの際に持っておくべき態度ではないかと思います。

そうすることで必要以上に嫌がったり、逆に特定の運動;例えば

筋トレといえば負荷を持っての苦しい作業、という捉え方ではなく、

筋トレ=脳トレの部分もあるな、

とか生活の中で運動を取り入れようかなということができてくるのでは

ないかと思っています。

今、「運動茶話会」というお茶でも飲みながら気軽に少人数(5人〜

10人くらい)で運動のことを語り合う・伝え合う場を、作ろうと

思っています。

稼働し始めたらまた詳しい情報をお知らせコーナーでお伝えします。

興味のある方はお問い合わせ欄からでもご連絡ください。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。

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