身体が動く仕組みを知ろう;その2〜関節の可動性のこと(3):とにかく動く範囲を 広げ/維持し よう!
ここまで、他動とか自動とか、可動域と可動性?良く分かんないな。
というあなたにお伝えします。
わからなくても大丈夫。
要は、
日々の身体の動きを確かめて、その動きが狭ければ広げましょう。
狭くなければ維持しましょう。
結論はそういうことです。
ただ、
なぜ他動・自動だとか可動域・可動性などとややこしくお話ししてきた
かといえば、
正しい目的と方法を知っていただきたかったからです。
ここでまとめてみましょう。
他動にせよ自動にせよ注意しなければならないことは同じです。
☆必要以上の努力をして、力を入れ過ぎないようにしましょう。
〜他動ストレッチならば、自分の体の重さや他人からの力を借りて、
なるべくリラックスしてしばらくの時間(10秒以上30秒くらいまで)
ジーッとして保ちましょう。
〜自動ならば、初心者(というか身体が硬いと思われる方)は、勢いを
つけずに、自分が楽に動かせる範囲を確かめる気持ちで行いましょう。
☆反動をつけないで行いましょう。
〜他動・自動どちらにもいえますが、
特に他動の場合、反動をつけると伸ばしたい筋肉が反射的に収縮して
しまう場合があるので、反動はつけないで行なってください。
☆普段動かしていない範囲を見つけ、その方向に特に集中して取り組み
ましょう。
〜これは他動・自動どちらにも当てはまります。日常生活の動きを振り
返ってみましょう。
以上が、ここまでお話しした趣旨・目的です。
可動域と可動性、他動と自動のストレッチなど一見すると面倒臭いよう
ですが、知っておいて決して損はない情報です。
でも、
最低限今日お話しした点(☆マーク)だけでも覚えて、お持ち帰り
ください。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。