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朝野裕一

運動に抵抗感をもつあなたへ:5〜小さな目標をもつ

自分の身体の現状を知った上で、では運動をもっと身近に感ずるために

はどうしたらいいいでしょうか。

一つには目標をもつ、です。ある意味ありきたりと思われるでしょう。

どんなことにも目標があれば、明確にそこに向かう動きがとれます。

それは運動習慣づけにも当てはまります。

一言で目標といっても様々なものがあると思います。

ここでは大きく二つに分けて考えてみたいと思います。

今日はまず小さな目標です。

比較的運動を行うことと密接な目標でもあります。

例えば減量をしたい、マラソン大会に出て完走したい、体力の低下を

防ぎたい、など

必ずしも小さい目標には見えませんが、一見具体的に見えるような目標

です。

でも実は、

これだけでははっきりしません。

減量をしてどうしたいのか?

マラソン大会の完走とはいってもどのくらいの時間を目標にするのか?

体力低下を感じたとして、どの辺の弱点を克服するのがいいのか?その

結果どういう状態でありたいのか?

など、

まだ疑問・課題が残っています。

ここで目標の置き方が主に二つに分かれることになります。

一つは、

漠然とした(期日的にもはっきりしない)目標から、より具体的な

小さな目標を設定できるか。

マラソンの完走目標時間や減量・体力増強の具体的目的などです。

減量して昔買った洋服を再び着たい、階段の昇り降りで息切れがしない

ように、とかです。

あるいは、

より大きな目標を設定するか。

マラソン大会に出ることで走る仲間と交流するとか、減量や体力増強を

して健康的な人生を送るなどです。

小さな目標はより具体的で達成にそれほど時間を必要としないもの、

極論すればすぐにできることです。

具体化していく中で実際に行うことが見えてもきます。

毎日通勤でここは歩くことにするとか、エレベーターは使わずに階段で

行こうとか、

寝る前に腹筋運動を何回するとか、歯を磨いているときにスクワットを

しながら、とか

これはもうある意味目標というよりは実施項目と考えられます。

まずは漠然とでもいいので、目標をもってみる。

そこから小さな目標を具体的にしていき、それを積み上げていくという

のが、運動を身近にしていく一つの方法だと思います。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。

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