身体のひねりは大事 Day10;身体メンテナンス100日プロジェクト
- 朝野裕一

- 1 日前
- 読了時間: 3分
年を取ると年々身体が硬くなっていくのを実感します。
特に脊柱(いわゆる背骨)の硬さは、
色々な動作に支障をきたす原因になります。
特に感じるのが、身体の回旋・捻転・捻り・ひねりの動きです。
特にこの動きが制限されていくと、
身体の向きを反転させる動き・振り返り(振り向き)の動作が
しづらくなってきます。
実際わたしもしばしば感じるのですが、
車の後ろを見ながらバックするときに
(今はバックモニターがあるので振り返らなくてもバックはできますが)、
窮屈で動きづらいと感じることがあります。
また歩いていてもいまいちスムーズに歩が前に出づらい。
なんとなくぎこちない動きで歩幅も小さくなりがちです。
このことについてはまた最後に言及します。
さて、
この動きをつくる主な部位は3つあります。
・頚椎(左右各約90度ずつ)
・胸椎(左右各約45度ずつ)
・股関節(左右各約45度ずつ)
です。
合わせると左右各180度、つまり真後ろを見ることができます。
振り返る動作の完成ですね。
そして、それぞれの関節の可動きが制限されていくと、
振り向き動作がしづらくなります。
後ろを振り向こうとするときに困難さを感じる場合、
首の動きが悪いのかな?と思う方が多いかもしれません。
でも、実は胸椎や股関節、特に胸椎の動きに制限がきている場合が
思いのほか多いのではないかと考えています。
なぜなら、
胸椎の動きは、身体を柔らかくひねる・ねじる動きを
担っていますが、その動きは意識しづらいものです。
それでも重要な役割をしている。
これが、胸椎の動きの制限に気づきづらい一因だと思います。
説明が長くなってしまったので、
具体的にわたしが行なっている一般的な胸椎ストレッチを
紹介して今日のお話は終わりにします。
二つ紹介します。
一つは座ったまま(背筋を伸ばしたいわゆる良い姿勢で始めます)
上半身だけ左右に回転(回旋)させる(胸椎の動きが関与します)。

もう一つは、
仰向けになって片方の脚をどちらかに回します。
その間上半身は動かさないでおきます。
これも結果的に胸椎の回旋ストレッチになっています。

このストレッチがきつい場合は、
両膝を立てた状態から両脚を左右各々に倒していく
方法で行うと少し楽にできます。
私もデイケアに来ている方には、この方法を行なっています。

無理のない範囲でこれらのストレッチを
毎日1回でも行うようにしています。
みなさんも痛みのない範囲内で試してみてください。
(★胸椎・腰椎や股関節、肋骨などに支障のないことが条件です)
<最後に補足>
胸椎の動きが制限されると、歩行時の歩幅が制限されることがあります
(股関節の動きも関係していますが)。
歩きをスムーズに行うには身体のひねりの動きが関係しています。
右脚が前に振り出されるとき、左手が一緒に前に出ています
(なんば歩きの場合は違いますが、これはいずれどこかの機会で触れるつもりです)。
つまり身体の捻りが生じているのですね。
この動きが硬いと脚が前に振り出しづらく歩幅も制限されていきます。
また、呼吸機能にも影響を与えます。
胸椎に肋骨がついているので、胸椎の動きの制限が肋骨の動きにも影響を与え、
結果的に呼吸の大きさ・スムーズさに関係してきます。
ではまた明日。



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