朝野裕一

2019年6月11日2 分

運動の自由度を獲得するために〜その七

ここまで、

自由に動くことを目指すヒントを書いてきました。

まずは歩いていようとか、大きく動いてみよう、素早く動いてみる、

長く動いたり姿勢を保っているなど、全て運動の自由度を獲得するため

の条件的な要素を挙げてきました。

自由に動くとは、

しなやかに、自分の思った通りの動きを苦もなく(のように端からは

見える)、環境の変化に応じて安全(安定している)かつ適切に最適な

動きを出せること。

こういう風に動けたらいいよなぁ、楽しそうだよなぁと感じる動き。

それが、

運動・動きの自由度と考えます。

そのためには、

大きく動くための可動域と、しなやかに動くための柔軟性・可動性、

長く動ける持久力(全身・筋肉)、素早く動ける俊敏性・アジリティを

持っていなければなりません。

感覚的な鋭敏性も必要でしょう。

目や耳(前提系)の働きや皮膚感覚、体性感覚(動いている感覚)など

の入力系・センサーも働かさなければなりません。

これらすべてが、

動くことを通じて初めて獲得できるものでしょう。

ですから、

日常生活の定型的な動きから脱して、いろいろ環境や状況に応じた動き

を試してみたり、挑戦してみたりすることと、日頃の動く範囲に気を

つけて、パターン化された範囲を超えて動かす習慣を身につけておくと

求める自由度が得られるのではないかと思います。

言うほど簡単ではない反面、やれるところからいつでもできるという

気軽さもあります。

自分のレベルに合った形で、トライ&チャレンジしてみてください!

今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。

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