• 朝野裕一

運動・エクササイズのハードルを超えて

運動・エクササイズを習慣的に行うことはそれ自体とても高いハードル

に見えます。

でもよくよく考えてみると、人はハードルが少々高かろうとやりたい!

と思ったり、なりたい!と強く感じたりすることには、挑戦できます。

逆に考えれば、

ハードルを下げる環境をいくらそろえてみたところで、本当にやりたい

!なりたい!と思っていないと、人はやらないものです。

ハードルを下げることは単に条件付けに過ぎないということです。

何かを達成する手段として、ハードルを下げる工夫は必要でしょう。

しかし、

最も重要で先に行っておくべきことは、果たして私は何をしたいのか?

どうなりたいのか?それによってなにが良いと感じるのか?というよう

な疑問に答えることでしょう。

すなわち、

目指すべき場所を探すことです。

目的地を決める→今いるところを確認する→途中の経路を見つける

という順番が自然かもしれません。

考える順番としては、

最初に自分の位置を知る=自分の身体の状態を知るが先でも全然構わな

いのですが、その先に目指すものを結局見つける作業が残ります。

想像を自由に膨らませてみると、目的地を探す作業の方が楽しく感じる

ことができて、とっつきやすいかもしれません。

人によっては、

やるべきこと、他人のためにやらなきゃ、ということが多過ぎて、自分

の望みを、自由に枠を外して考えること自体が難しい場合もあるかも

しれません。

そういう場合は、

まずは日々の身体の調子に耳を傾けてみて、現状を知るところから始め

てもいいと思います。

そうこうしているうちに、

あぁ本当はもっとこんなことができたらいいのになぁとか、前はこんな

ことしていたよなぁ、ということを思い起こすことができるかもしれま

せん。

ここで残された課題が、

途中の経路も見つけることです。

そのために必要なことが、身体の動き・動く仕組みのことを良く知る

ということです。

人はそれぞれ目的・目標や好み、生き方、価値観など多種多様ですが、

ヒトとしての身体のつくりは皆同じです。

ある原理・原則に則ってヒトは外界と相対して活動をしています。

地球環境という点では、外界の状況もある面(大きな視点)では皆同じ

ことになります。

外界からインプットして、外界へアウトプットする作業がヒトが生きる

という活動です。

各人各様のエクササイズは、その現状と目標の違いによって初めて

わかるもので、ヒトの身体が動くシステムには変わりがありません。

少なくとも最大公約数的な人類としての共通項があるわけです。

ですから、

身体が動く仕組みを知ることは、その人にあった運動を見つけるための

とても重要な条件になってきます。

世の中に飛び交う数多ある情報から自分にとって適切なものを取り出す

作業は、リテラシーという言葉で表せられる能力を必要とします。

私が行うべき・行いたいこととは、それらの知識をわかりやすく、ある

面では楽しく会得することができる環境を提供することです。

まだまだ試行錯誤ではありますが、今後ともその目標に向かって、

「運動科楽舎」という事業を進めていきたいと思っています。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。