運動の自由度を獲得するために〜その七
ここまで、
自由に動くことを目指すヒントを書いてきました。
まずは歩いていようとか、大きく動いてみよう、素早く動いてみる、
長く動いたり姿勢を保っているなど、全て運動の自由度を獲得するため
の条件的な要素を挙げてきました。
自由に動くとは、
しなやかに、自分の思った通りの動きを苦もなく(のように端からは
見える)、環境の変化に応じて安全(安定している)かつ適切に最適な
動きを出せること。
こういう風に動けたらいいよなぁ、楽しそうだよなぁと感じる動き。
それが、
運動・動きの自由度と考えます。
そのためには、
大きく動くための可動域と、しなやかに動くための柔軟性・可動性、
長く動ける持久力(全身・筋肉)、素早く動ける俊敏性・アジリティを
持っていなければなりません。
感覚的な鋭敏性も必要でしょう。
目や耳(前提系)の働きや皮膚感覚、体性感覚(動いている感覚)など
の入力系・センサーも働かさなければなりません。
これらすべてが、
動くことを通じて初めて獲得できるものでしょう。
ですから、
日常生活の定型的な動きから脱して、いろいろ環境や状況に応じた動き
を試してみたり、挑戦してみたりすることと、日頃の動く範囲に気を
つけて、パターン化された範囲を超えて動かす習慣を身につけておくと
求める自由度が得られるのではないかと思います。
言うほど簡単ではない反面、やれるところからいつでもできるという
気軽さもあります。
自分のレベルに合った形で、トライ&チャレンジしてみてください!
今日も読んでいただき、ありがとうございました。また明日。