座位姿勢は大事!腰痛編その2 Day18;身体メンテナンス100日プロジェクト
- 朝野裕一

- 6 分前
- 読了時間: 3分
今日は、座位姿勢は大事!:腰痛編その2です。
昨日のDay17で紹介した、腰痛発生の機序の2番目
「腰椎のカーブは正常あるいは少し平坦で、反り返りを強制された場合」
について書きます。
これは誰しも経験する可能性と、
一方で、特別な
病態を抱えている方の場合に分かれます(後述)。
まずは一般的に特に反り腰ではない方が、
急激にあるいは過度に腰椎を伸展させた場合についてです。
Day15で示した図をもう一度ご覧ください

このイラストで示す正しい座り方(背もたれに背中をつけた状態)から、
右上の反り腰のような過度な反り返りを強制したときを想像してください。
わたしも時々姿勢を正そうとして、背もたれから背中を離して、
過度に腰を反り返らせる癖があります。
そうすると、
一つには、ある限られた腰椎の関節部分に負荷がかかる場合があります。
原因としては一部の腰椎の関節や胸椎の伸展方向の動きが
制限されていることが考えられます。

するとその代償として一部の腰椎に伸展負荷が集中してしまい、
痛みを発する場合があります。
さらに、体幹の伸展筋群の筋力低下や、収縮のタイミング不良に伴い、
腰椎の負荷を支持しきれなくなることが原因で痛みが発生することもあります。
また特別な例として、
腰椎の辷り(すべり)症や分離辷り症の方では、
腰椎の伸展動作強制によって、
剪断(せんだん)ストレス(斜めに滑るような力)がかかり、
それが痛みの原因になることがあります。
以上、反り腰ではない方が過度に腰椎を伸展させることによる
腰痛発生の機序について書いてきました。
では対策はどうすればいいのでしょうか?
簡単に言うと、急激な伸展強制の動きをしないことです。
さらに、腰椎の一部や胸椎の動き(特に伸展方向)に制限がある場合は、
腰椎全体の伸展ストレッチ(ゆっくりと行う;スローストレッチ)や、
Day15の猫背対策でも示した、
肩甲骨の内転運動(これは胸椎の伸展運動にもなります)
などを行います。

また、腰背部伸展筋群の筋力トレーニングとして、
立ったまま、右(左)上肢挙上・左(右)下肢伸展という交差運動を
行うこともできます。
これによって腰背部の深層筋群を刺激することができます。
とても簡単なのでオススメです。

★注意:腰椎の辷り(すべり)症や分離辷り症、腰部脊柱管狭窄症などの方は、
医師に相談した上で、許可が得られた範囲の運動にとどめてください。
次回は、いよいよ腰痛の原因の大半を占めている、
腰椎の屈曲(身体の前屈)姿勢・動作における腰痛について
お話しします。
ではまた明日。



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