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身体の動きについて考える;安定性〜安定して動くために Day26;身体メンテナンス100日プロジェクト
今日はデイケア利用者さんと一緒に、 スクワット保持の練習(Day12 参照)を行いました。 20秒×10回、中々きついものです。 これは、 専門的になりますが、 筋肉(大腿四頭筋・大臀筋・ハムストリングスなど)の Type IIa(タイプツーエー)線維 ;瞬発力とある程度の持久力も備えている筋線維 を鍛える練習になっています。 だから、 20秒保持がとても長く感じる辛さがあるのですね。 さて、 昨日お話しした可動性を安定して行うためには、 文字通り安定性が必要です。 可動性を高める複合運動 昨日ご紹介した可動性の練習でも、 動かしたい部分があれば、 それを支える(支持する)部分が必要になります。 身体をひねりながら肩を挙上する動作などでは、 上肢(肩甲帯)と下肢(体幹・骨盤含む)の 安定した支持があってはじめて達成できます。 当たり前のことなのですが、 これが安定性(stability)というものです。 今日行ったスクワットも、 下肢・体幹の安定性が求められます。 スクワット ここで整理すると、 思い通りに自由

朝野裕一
8月17日読了時間: 2分


身体の動きについて考える;可動性〜楽に動くために Day25;身体メンテナンス100日プロジェクト
北海道も毎日真夏日が続いています。 今日はジョギングをする予定でしたが、 暑さに負けてキャンセルしました。 わたしはジョギングの合間に、 いつもいくつかのストレッチや運動を行っています。 中でもこのような複合運動をしています。 複合運動;トライアングル 柔軟性の話を今までしてきました。 身体を楽に動かすための必要な条件として、 柔軟性がベースになっていると考えているからです。 しかし、柔軟性はあくまでも必要条件の一つ (非常に重要ではありますが)に過ぎません。 身体が硬いなぁと感じたときに、 まずは柔軟性をチェックしますが、 それだけでは足りません。 関節の動く範囲(可動域)が十分に確保されたとして、 それを自由に組み合わせて、自分自身で動かすことが 必要になってきます。 それで初めて身体の硬さを実感できるともいえます。 それが可動性(mobility)です。 先ほどの運動は別名「トライアングル」とも言い、 股関節の外転・屈曲、体幹の回旋、肩関節の挙上 の複数関節が関与する複合運動になっています。 他にも色々な複合運動が

朝野裕一
8月16日読了時間: 2分


身体の動きについて考える;柔軟性4〜重力にまかせる持続的ストレッチ Day23;身体メンテナンス100日プロジェクト
今から24年前、2002年のことです。 ※ちょうど日韓共催のW杯サッカーが行われていたので、 はっきりこの年だと覚えています。 わたしは、カナダの有名な理学療法士である David Magee(デイヴィッド・マギー)先生の 集中講義を受ける機会を得ました。 そこでいろいろなことを学んだのですが、 なかでも関節の可動域制限に関する知識は、 今でもとても役に立っています。 そこで、今回と次回はそのことに関連づけながら、 書いていきたいと思います。 まずは、知識を整理していきましょう。 関節の可動域を制限する因子として、 大体以下のものが挙げられます。 関節運動の制限因子 一部難しい言葉や表現がありますが、 主に一番左側の列をご覧ください。 この中で、 筋肉(Day21)と骨(Day22)の話は、 それぞれ以前にお伝えしました。 では、 その他の因子で関節の動きが制限されて(柔軟性が低下して)いる 場合はどうしたら良いのか? 今日は、関節包(関節を包む袋状の組織)にともなう 可動域制限について少しお話ししたいと思

朝野裕一
8月14日読了時間: 3分


身体の動きについて考える;柔軟性3〜ストレッチが効かない場合 Day22;身体メンテナンス100日プロジェクト
数年前から、わたしの右肘が伸びづらくなっていて、 今は10度くらいの伸展制限があります。 それというのも、左肩に荷物を背負い、 右手だけで体重の比較的重い方の車椅子操作を 頻回に行っていました。 特に、方向転換などにも右上肢だけで行うことが多く、 だんだん肘に違和感が生じていました。 そして、ついには伸びづらい関節になってしまいました。 このような関節の可動域制限は、 主に骨性の制限と考えられます。 肘だけではなくどの関節にも起こりうるのですが、 典型的なものは変形性膝関節症にともなう、 骨棘などによる制限です。 骨性の可動域制限の例(肘関節・膝関節) わたしの場合、レントゲンを撮っていないので、 確定はできませんが、伸展しようと努力すると、 あるところ(10度くらい)でカチッと動きが止まります。 これは骨性の制限の特徴だと思います。 こうなると、いくらストレッチを加えても、 制限自体はほとんど変化しません。 原因が筋肉の短縮などではないからです。 最終的には医師の診断が必要ですが、 先ほどの特徴が現れている場合、 い

朝野裕一
8月12日読了時間: 2分


身体の動きについて考える;柔軟性2〜ストレッチの考え方 Day21;身体メンテナンス100日プロジェクト
昨日の続きです。 身体の柔軟性の維持あるいは改善には、 ストレッチが一般的ですが、 これらは主に筋肉自体に焦点を絞ったものが ほとんどだと思います。 少なくともみなさんが日頃行っているのは そういう類(たぐい)のものと考えます。 わたしがときに行うストレッチ例を以下に示します。 代表的なストレッチ例 必ずしもこの通りの方法ではなかったり (色々な方法が同じ筋ストレッチでもありますので)、 他の部位を伸ばすこともありますが、 この図で示した方法は、 一度ならず経験した方が多いのではないでしょうか。 これはあくまで(何度も書きますが)、 筋肉主体のストレッチです。 しかも自主的に行うことのできる、 静的なストレッチ(その肢位を一定時間;20秒から120秒まで 諸説あります 保つ方法)です。 ★注:反動動作は決してしないでください 身体を動かすときに硬いなぁと感じる部位が、 主に筋肉かな?と感じた際にこれらの筋ストレッチを まずは行いましょう。 ストレッチ直後には少し動きやすいと感ずれば 目的達成です。 そしてその習慣を継続して

朝野裕一
8月11日読了時間: 2分


身体の動きについて考える;柔軟性 Day20;身体メンテナンス100日プロジェクト
今日は、 少し堅苦しい話になるかもしれませんが、 日頃から身体のメンテナンスをするために 知っておいてほしいことについて話します。 お付き合い頂ければありがたいです。 まずはこの図をご覧ください。 身体運動の考え方 身体の動きについて、自分なりに統合的に考えた図です。 ちょっと複雑で難しいですね。 一部をピックアップします。 柔軟性・可動性・安定性 何が言いたいかというと、 身体を動かすメカニズムを考えたときに、 まずは身体の柔軟性 (flexibility) が基本だと考えます。 そしてそれを自分の思った通りに動かすには、 可動性 (mobility) が必要です。 さらには 動きを思い通りにするための土台としての 安定性 (stability) も重要です。 この3つがまずは基本的な要素だと考えています。 そこで、 自分の身体をメンテナンスするには、 柔軟性の確認が第一になってきます。 今日はその話です。 今まで書いてきたことですが、 身体が重たい・硬いと感じるとき、 思った通りの動きは望めません。 (Da

朝野裕一
8月10日読了時間: 2分


日常生活動作でメンテナンス Day14;身体メンテナンス100日プロジェクト
今日はあまり書くことがないなぁと思っていましたが、 昨日の続きで、日常生活における動作や運動・活動こそ 身体のメンテナンスに最適、という話をしようと思います。 私は毎日試みている2つのことを紹介します。 一つは、 靴下を履くとき立ってバランスをとりながら行うことです。 立って靴下を履く:動的バランス能力の確認 これには立位バランス能力(特に動的バランス)と、 股関節の(曲げる方向の)柔軟性が必要です。 ★注意点:片脚バランスが低下している方や、 膝や股関節に支障のある方などは、 無理をして行わないようにしてください。 もう一つは、 お風呂で体を洗うときに、自分の手で洗うようにしています。 両手に石鹸をつけて洗います。 特に背中を手で洗うときには、 一方の手を上から、もう一方の手を下から背中で合わせるようにして、 肩関節の柔軟性(可動域;外旋と内旋)を確かめています。 両手を背中でわせる:肩関節の内外旋可動域の確認 ★注意点:肩関節の炎症などで痛みを伴う場合は 決して無理をしないでください。 必ずしも手を合わすことはできない

朝野裕一
8月3日読了時間: 2分


柔らかい力、しなやかな力とは?:4
前回、 身体のどこかの部分を素早く滑らかに動かすには、動かす筋肉の働き だけではなく、反対の作用をする拮抗筋がいかにリラックスして緩んで いるかが大事だとお話ししました。 今日はその拮抗筋がもし硬くて縮んでいたら?と想定してみます。 しかしその前に、...
朝野裕一
2019年4月6日読了時間: 2分


身体の可動性を突きつめる
体育館のトレーニングルームで自分の身体の可動性の低さに愕然として いる毎日です。 可動性とは、ここでは自分の力で楽に動かすことのできる関節の動く 範囲のことを指しています。 股関節を起点として身体を前に倒したときに、太ももの裏側のハムスト...
朝野裕一
2019年4月2日読了時間: 4分


運動に抵抗感をもつあなたへ:特別編〜イチローについて考えてみた
イチローがついに引退しました。 最近の状況からしてもしや?とは感じていたものの、いやいやイチロー ならば必ず50歳までは現役で活躍してくれるのでは?とも思っていたの で、よもやこの時期に引退を表明するとは思いませんでした。...
朝野裕一
2019年3月24日読了時間: 3分


運動に抵抗感をもつあなたへ:4〜自分の身体の現状を知る
今日は自分の身体の現状をどうやって知るかのヒントをいくつか提示 してみようと思います。 とはいえそれほど特別なことではありません。むしろ当たり前とされて いることを、正しく確認する作業だと思ってください。 さて、 身体の不調、違和感の中で最も多いと思われるのが、...
朝野裕一
2019年3月22日読了時間: 3分


柔軟性と堅硬性
最初にタイトルのことですが、 柔軟性の反対語を探していると、堅硬(けんこう)という言葉が 出てきました。 堅固(けんご)という言葉でもいいかな、また堅硬という言葉はあまり 馴染みがないかなと思ったのですが、今回は堅硬性(という言葉がある かどうか?)としました。...
朝野裕一
2019年1月11日読了時間: 2分


身体運動と高齢化〜関節の動きの観点から
日常生活に身近なものとして、身体の動き(身体運動)を捉えていく ことを推奨しています。 そのためには、どう考えていったらいいかこのブログ上でも様々な観点 から書いてきました。 今日は、改めてこのことを真正面から見ていきたいと思います。...
朝野裕一
2018年11月4日読了時間: 3分


働く人/身体
働き方改革と言われて久しいですが、これからの働き方ってどう なっていくんだろう?と半ば心配げに考える人は多いかもしれません。 その昔農業革命が起きた時は、皆農作業主体の生活だったのでしょう。 身体運動を伴う、ある意味単純な作業を行っていたと思われます。 その後、...
朝野裕一
2017年10月2日読了時間: 2分


踊る人/身体
楽しんで身体を心置き無く動かすのは何と言っても踊りでしょう。 今日は踊る人/身体を見ていきます。 踊りの歴史はそれはそれは古いものと想像ができます。 特に狩猟社会から農耕社会に至るまで、獲物の動物を狩ることができた 時の感謝の踊り、農作物の豊作を感謝する時、凶作から脱するた...
朝野裕一
2017年10月1日読了時間: 3分


怒る人/身体
今日は怒りの身体表現です。 喜び同様、顔の表情での表出が一番目立ちます。 もちろんポーカーフェースの人・場合もありますが... 必ずしも(特に日本人はそうかもしれませんが)身体の動きで、さらに 怒りを表すことが、日常の中で多くはないかもしれません。 また、...
朝野裕一
2017年9月28日読了時間: 2分


見上げる身体
空を見上げる時に、身体の部位はそれぞれどうなっているのでしょう? まずは単純に首を反らす動き(伸展)から。首は頚椎が7つの骨全体 で、約85度伸展します。 斜めに見上げる時は、回旋と側屈が混ざっていてどこを向くかで、 また色々複雑なので 、別の機会に譲ります。 ★(著作者-...
朝野裕一
2017年9月24日読了時間: 2分


見上げる人
空を見上げることは、普段あまりしないかもしれません。 時には空の満天の星を見上げて、心を癒したい気持ちにもなります。 ★(著作者- jonathan.leung (改変 gatag.net)) その中に動くものが!? となると思わず空を見上げるかもしれません。UFOか!?...
朝野裕一
2017年9月23日読了時間: 1分


前屈みの身体
前屈みや俯くときに曲がる部位も振り返りと同じです。 首と胸椎・腰椎、そして股関節が主な部位です。 首(頚椎;7つの骨からなる)で曲がるのは全体で約45度です。 その下にある胸椎(12個の骨からなる)と腰椎 (5つの骨からな...
朝野裕一
2017年9月22日読了時間: 2分


前屈(かが)みの人
身体の柔軟性が減少して困る動作は、振り返り以外にもあります。 前に屈むときなど、腰を痛めたり、太ももの裏が突っ張って思うほど 屈めなかったりします。 これもいろんな部位で起きている動きです。まずは首(頚椎)だけだと こんな感じです↓俯(うつむ)く人...
朝野裕一
2017年9月21日読了時間: 1分
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